VBA-1

 VBAとは「Visual Basic for Applications」の略で、ExcelだけでなくWordやAccessなどでも利用できるプログラミング言語で、マクロの記録だけでは限界のある処理を可能にします。

3-1.サンプルプログラムの動作確認

(1).ファイルのダウンロード

最初にVBAのサンプルプログラムの動作を確認するために、お使いのExcelのバージョンに一致するファイルをクリックし、ダウンロード・PCに保存後に開いてください。。

※.Excelファイルの拡張子は、マクロと同様に[.xlsm]になります。ファイルを開いた時に、次の警告が表示された場合は、[コンテンツの有効化]をクリックしてください。
コンテンツの有効化

 

このファイルは、次の7枚のシートから構成されています。

[メニュー]:メニュー(サンプル);サンプルプログラムが動作します
      メニュー;実習用ですので、自由に編集できます
[A社]:A社の株価データ30件
[B社]:B社の株価データ40件
[C社]:C社の株価データ50件
[検索結果]:最初は空白ですが、途中の計算で使用します
[VBA説明用]:株価チャート作成プログラムで使用するVBAの説明が入っています
[実習用VBA]:実習用ですので、自由に編集できます

 

(2).動作確認

次の操作を行ってください。
1).シート[メニュー]の[株価チャート作成(サンプル)]ボタンをクリックする。
VBAメニューの株価作成ボタンA

 

2).処理終了後
画面が少しちらつくような状態が続いた後に、ダイアログボックスに次のメッセージが表示されるため、[OK]をクリックする。
正常終了

 

3).株価チャートの確認
シート[グラフ(A社)]には、メニュー(サンプル)の「期間:2018/4~2018/6、会社:A社、集計単位:日」を作成条件とした株価チャートが作成され、「1.Excel、2.マクロ」で作成した株価チャートと同じになります。
完成した株価チャート
期間・会社・集計単位は、いずれもドロップダウンリストになっています。各条件を変更し[株価チャート作成(サンプル)]ボタンをクリックすれば、該当する株価チャートが作成されますので、試してみてください。
動作を確認できたら、次に進みましょう。

 

(3).セルの枠線・ドロップダウンリストの設定内容の表示

このプログラムの内容を確認するために、まずシート[メニュー]上に隠れている値・ボタンを表示させますので、次の操作をしてください。

  • [表示]タブ・[目盛線]をチェック
  • [15行]と[18行]をドラッグ・右クリックメニュー[再表示]をクリック
  • [O列]と[S列]をドラッグ・右クリックメニュー[再表示]をクリック

 

【操作前】(図クリックで拡大表示)

セルの」枠線、ドロップダウンリストの内容等の表示操作

 

【操作後】(図クリックで拡大表示)

セルの」枠線、ドロップダウンリストの内容等の表示画面

セルの枠線、[ステップ1]・[2]・[3]のボタンの他に、期間は[P列]、会社は[Q列]、集計単位は[R列]にドロップダウンリストの値が表示されます。
この株価チャート作成プログラムは、これらの値・ボタンを使っていますので、次に各ステップの処理概要を説明します。

 

 
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